マーティン演じる「笑の大学」の劇作家と検閲官:ロジャーと脚本:三谷幸喜の対談

マーティン演じる「笑の大学」の劇作家と検閲官:ロジャーと脚本:三谷幸喜の対談

マーティン・フリーマン演じる「笑の大学」の劇作家

 

三谷幸喜の「笑の大学」をイギリス版「The Last Laugh」にステッピングアウトして、マーティン・フリーマンが劇作家、ロジャー・ロイド・パックが検閲官役で上映されました。3人の爆笑トークも紹介しています。

 

 



 

 

マーティンが「笑の大学」を「The Last Laugh」で出演

 

三谷幸喜原作・脚本による日本の演劇作品『笑の大学』を劇作家のリチャード・ハリスがイギリス人向けに書き下ろした『The Last Laugh』で、マーティン・フリーマンが劇作家役で出演しました。

 

2007年2月にイギリスで『The Last Laugh』は公演され、同年の7月には日本でも来日公演が行われました。さらに、翌年の2008年にはウエスト・エンドでも公演がされています。

 

その日本公演の終演後に、原作者の三谷幸喜と出演した劇作家役のマーティン・フリーマン、そして、検閲官役のロジャー・ロイド・パックの3人によるトークショーも行われました。

 

 

マーティン演じる「笑の大学」の劇作家と検閲官:ロジャーと脚本:三谷幸喜の対談
 出典:http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2007/07/20.php

 

 

3人によるトークショーでは・・・

 

三谷、マーティン、ロジャーのユーモアあふれる軽快な爆笑トークがいいですね!ここでは、三谷幸喜がお笑いを取った場面を一部紹介します。

 

 

三谷:「日本人はあまりコメディーをやるように見えない、と以前言われたことがあるのですが……。」

 

マーティン:「確かにそうですね。日本に来てから三谷さんがどんなに有名人かということは分かってきましたが、これまでは僕にとって三谷さんはエイリアンでした(笑)。」

 

ロジャー:「お客さんの反応を見ながらようやく日本人にもユーモアセンスがあるということが分かってきました。日本から入ってくるものといったら黒澤明、蜷川幸雄、能といった壮大なものが多くて、現代的なコメディーはなかったんです。」

 

三谷:「黒澤、蜷川、三谷と言ったら、日本の三大有名人なんですよ。」(一同笑)

 

(出典:http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2007/07/20.php)

 

 

トークショーが終わった後に、三谷幸喜についてマーティンとロジャ−が口をそろえて言ったのが「三谷のドライなコメディーセンスはイギリス的だ」、そのコメントに三谷が即答したのが「僕もイギリス的だと思うんですよ!」でした。

 

確かにこの3人は、似たようなコメディーセンスがありますね。ただ、マーティン自身は自分のことをコメディアンではないとしています。どちらかと言うと、妻であるアマンダ・アビントンの方がコメディーセンスがあるかも知れません。なせなら、コントショーやコメデ番組に良く出演していたからです。

 

 

マーティン演じる「笑の大学」の劇作家と検閲官:ロジャーと脚本:三谷幸喜の対談
 出典:http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2007/07/20.php

 

 

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三谷幸喜原作・脚本の『笑の大学』とは・・・

 

マーティン・フリーマンが出演したイギリス版「笑の大学」の原作はどんな脚本になっているのでしょうか?簡単に紹介したいと思います。

 

三谷幸喜原作・脚本による『笑の大学』は、3バージョンあるんです。それが、「舞台版」「ラジオ版」「映画版」になります。ストーリーは共通しているんですが、脚本については各バージョンの役者に合わせて書き直しをしているそうです。

 

これだけでも、三谷幸喜ワールドが炸裂していますね。場面を3バージョン用意して脚本を書き直す、恐らくこんなことをやる脚本家は三谷くらいではないでしょうか?だから、ステッピングアウトでリチャード・ハリスが翻案できたわけですね。

 

 

三谷幸喜原作・脚本の『笑の大学』とは・・・
 出典:http://etheatrix01.eplus2.jp/article/43164755.html

 

 

『笑の大学』のストーリー&あらすじ・・・

 

時は昭和15年、戦争への道を確実に進み始めていた日本。演劇をするときは、警察で台本を検閲することが条件だった。そして、検閲官の向坂睦男は、生まれてこのかた心の底から笑ったことがない一度もない男だった。

 

一方、劇団『笑の大学』の座付作家である椿一は、検閲のため警視庁の取調室に行くことになった。そこで、二人が顔を合わせることになる。

 

検閲官の向坂は、鼻から『笑の大学』を上演を中止に持ち込もうと思っていた。なぜなら、「このご時世に、低俗な軽演劇など不謹慎であり上演する必要はない」と考えていたからである。そこで向坂は、椿の台本に無理難題を課していくことにした。それは、『笑い』を排除するという注文を付けることだった。

 

一方、劇作家の椿は、『笑い』を増やすための抜け道を必死に考えながら、向坂の要求に沿うような台本に書き直していく。何としてでも上演許可を貰いたい一心だった。そんな二人のやり取りが毎日続くうちに、いつしか検閲官の向坂も検閲をしながら台本の見直しに夢中になっていった。

 

ところが、向坂は自分の検閲と言う本来の責務を忘れていたことに気づいてしまう。そのきっかけは、椿が告白したある一言だった。

 

そして、向坂は、また椿の台本に最大の無理難題を課すことにした。ところがその晩、椿の元に召集令状が届いてしまった。椿はこれで『笑の大学』の幕を開くことは出来ないと分かりながら、最後の書き直しを一睡もせず無心で行った。

 

 

『笑の大学』のストーリー&あらすじ
 出典:http://blogs.yahoo.co.jp/amijihoon/15085576.html

 

 

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まとめ

 

三谷幸喜の「笑の大学」は、「舞台版」「ラジオ版」「映画版」の3バージョンあり、脚本も役者に合わせて書き直して公演した作品でした。

 

そして、ステッピングアウトで知られる人気劇作家のリチャード・ハリスが翻案しイギリス版「The Last Laugh」が出来上がりました。

 

劇作家役がマーティン・フリーマン、検閲官役がロジャー・ロイド・パック、これで役者は全て揃い2007年2月にイギリスで公演されました。そして、その年の7月に日本でも来日公演が行われました。

 

 

マーティン演じる「笑の大学」の劇作家と検閲官:ロジャーと脚本:三谷幸喜の対談
 出典:http://www.bram.co.jp/review/78_last_laugh.html


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